「参加したら負けかなと思ってる」

内田樹氏「階層化=大衆社会の到来」より(強調は上山)。

「インセンティヴが見えにくくなることは、学校での成功から降りてしまう、相対的に階層の低いグループの子どもたちにとって、あえて降りることが自己の有能感を高めるはたらきをももつようになっている」(210頁)*1からである。
不思議なことだが、「勉強しない」という事実から自己有能感を得る人間が増えているのである。 (中略)
「現在の享楽を志向し、学校を通した成功物語を否定する-すなわち業績主義的価値観から離脱することが社会階層の相対的に低い生徒たちにとっては〈自信〉を高めることにつながるのである。」(199頁)

これ読んでニート君(「働いたら負けかなと思ってる」)思い出したの僕だけですか。