2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「超越論的な制度論」の二大潮流

正義のアイデア作者: アマルティアセン,池本幸生出版社/メーカー: 明石書店発売日: 2011/12/01メディア: 単行本購入: 35人 クリック: 1,631回この商品を含むブログ (32件) を見る原書のアマゾン・レビューより: 著者は、ロールズの正義論から啓発されたこと…

手続き主義ではなく、主体化の技法論である《制度化》論

『構造と力』では想像的相互性に依拠するメルロポンティ的世界観が批判され、生物学と言語学を明確に分けるラカン的世界観が称揚されている。AOやMPの路線が論旨の中心をなしてはいるが、ガタリとの共闘以前の生物学的ベルクソン的Dzとは相容れなくなってい…

ヒトという場所での生成/制作

「技法として創発する《真の父》 」について: @ueyamakzk 「真の父」の制作というのがまだ完全に理解できないのですが、メルロ=ポンティのいう「象徴的マトリックス」というやつかなと思いました2012-04-08 06:21:38 via Twitter for Mac to @ueyamakzk 驚…

技法として創発する《真の父》

絵画の準備を!作者: 松浦寿夫,岡崎乾二郎出版社/メーカー: 朝日出版社発売日: 2005/12/16メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 48回この商品を含むブログ (39件) を見る pp.391-393、岡崎乾二郎の発言より: モダニズムのひとつの原理として、これが作動する…

《物質科学+利権》のシステムに逆らうこと

精神科は今日も、やりたい放題作者: 内海聡出版社/メーカー: 三五館発売日: 2012/03/23メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 90回この商品を含むブログ (12件) を見る 『精神科セカンドオピニオン2―発達障害への気づきが診断と治療を変える (精神科セカンド…