2010-02-15から1日間の記事一覧

自分の当事者性を拒否する「正義の味方」たち

上杉隆 「小沢問題で検察リークに踊らされるメディアへの危惧」 より: スタジオを出た筆者の元に検察庁担当の社会部記者から電話が入った。 「お前まずいぞ、(検察側の)実名を出しただろう。『調子に乗りやがって』と、検察は怒っていたぞ。心配して言っ…

爆笑問題のニッポンの教養 「政治家が口を開くとき 〜御厨貴(政治史)」 視聴

後藤田正晴氏について(大意): 今まで分かってたことが2割まで、本人に聞いて分かったのがせいぜい4割まで。 あとの6割はやっぱり闇。 オーラル・ヒストリーの聞き取りをやっていて(大意): ご本人が言い淀んでるときに、この人はこう言いたいんだろ…

社会性は、政治の体質が決める

知識人や支援者の多くは、形式的な「べき論」と事業ナルシシズムで自我を維持している*1。 べき論とは別の当事者的分析を要求すると、怖がられる。 あるいは「当事者発言」を、上野千鶴子的な「自分を特権化するナルシシズム」の文脈でしかご理解いただけな…

(5/6) 別補遺 拒絶される当事者性

【(5/6)補遺のつづき】 酒井さんから、お返事を頂いています(ありがとうございます)。 「上山さんへのお返事」 以下は、それを拝読する前に書きあげた、次のレスポンスを準備する議論です。