2008-06-20から1日間の記事一覧

《読み合わせ》

三脇康生は、ドゥルーズのカルメロ・ベーネ論*1や竹内敏晴を参照しつつ、《読み合わせ》という発想を語っている(参照)。 《読み合わせ》である以上、それは一人で行うことはできない。 与えられた脚本を絶対の超自我とする順応主義では、ここでいう《読み…

Be動詞の「当事者」から、活動形の分析へ

私が活動のチャンスをいただいたのは、「当事者」という枠組みによってだった。 しかし、実は当事者という言葉で私を受け入れた人たちは、ご自分についての分析、という意味での当事者性を拒否する*1。 「○○の当事者なんです」と自分の弱者性を名乗り出る人…

秋葉原事件・関連メモ

自滅的な殺意や自殺願望については、《取り組む》という要因の破綻が決定的。 手続きが見えないまま無力であり、アクセスの方法が極端に狭められている。 主観的・客観的な「アクセスポイントのなさ」そのものに取り組む必要がある。 政治的-臨床的な、具体…