2007-09-21から1日間の記事一覧

数学者と「問題」

数学セミナー臨時増刊号『国際数学者会議ICM90京都』(1991年)より。 ある意味で、基本的な数学的問題の個数が無限だというのは確かな気がする。ところが、私は真に基本的な物理的問題は有限個だと信じている。だとすると、未来において数学と物理が真に…

論点としての主体 メモ

「主体があって、それが論点に取り組む」のではない。 主体自身が、論点の実存として成立している。 主体は、実体的な何かではなく、antagonism(敵対性)そのものとして成立する。 言語は、単に差異なのではなくて、論点として成立する。(ラカンなら、それ…