2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「村上龍さんはてな来訪」(近藤淳也氏)

「継続すること」と「精神論」など。 臨場感たっぷり。

必要な社会的能力や課題は、年齢や資産によって変わってくる。

「本人40歳、親70歳」に近づきつつある私は、「本人20歳、親50歳」の引きこもり話をほとんど他人ごとのように聞いている。 多くのニュースは、20歳にとっては希望であっても、私にとっては希望ではない。 何度も言っていることだが、世間は「資産家の息子」…

「こんな話が美談みたいに語られるのは、なんかおかしい。」(id:using_pleasureさん) 【はてブ】

「工賃は1個1円、月給が4〜5千円」という、労働基準法に違反すると見える労賃が問題とされている。しかし引きこもり支援の実際からすれば、労基法に見合うだけの賃金を払えば、ひきこもり当事者の多くは恐がって出てこない。 内田樹氏の議論とは真逆に、…

「大学における準ひきこもりという存在」(id:todeskingさん) 【はてブ】

元になった樋口康彦氏*1の論文は、前提としているデータや価値観に疑問がある*2が、問題啓発としては有意義だと思う。 非社会的状態像については、まず最初の段階で次の3系統を診断し分けなければならない。 (1)精神疾患 (うつ病・統合失調症など) (…

「アメリカ精神医学会「DSM」執筆者の製薬業界との金銭的な繋がり」(id:macskaさん)

DSM-IV とその一部改訂版 DSM-IV-TR の執筆に関わった170人の専門家について調べたところ、そのうち95人(56%)は何らかの形で製薬業界とのあいだに金銭的な繋がりを持っていた。 「気分障害」(躁鬱病など)と「統合失調症及び他の精神病性障害」部…

「戸塚受刑者が29日出所 ヨットスクール事件、指導復帰の意向」(中日新聞)

石原慎太郎氏:「失われようとしている子供たちのために」 生徒の死亡事故*1の責任を問われ服役していた戸塚宏氏がこの四月に刑期を終えて出所してくる。戸塚氏は服役中保釈を申請することなく、あくまで刑期を満了した上で悪びれることなく以前と全く同じ所…

ひきこもりに関連する(と思われる)死亡事件が相次いで発覚している。

埼玉県所沢市:「両親を鉄アレイで殺害、36歳二男逮捕」(産経新聞) 大阪府河内長野市:「母の遺体切断、セメント詰めで遺棄 容疑の37歳逮捕」、 「続報」(毎日新聞) 2004年10月の事件もそうだったが、年齢からくる絶望が気になる・・・

死亡事件続報:「代表理事 暴行は否定 「他の入寮者に危害恐れ」」(読売新聞)

正直に言えば、この事件を聞いたときの最初の感想は、恐怖や怒りと同時に、罪悪感だった。 ガラス戸棚に食器をたたき投げ、壁を足で蹴破り、天井にはおかずがベットリ・・・という暴れ方をしていたかつての私*1は、「手に負えない」存在だったはず。 自宅の…

「愛知県の宿泊型施設で入寮者が死亡したことについて」(永冨奈津恵)

まずは宿泊型施設の人々が集まって話し合い、 何らかの指針を出した方がいいんじゃないかとも思う。 厚労省の自立塾が宿泊型施設であることも考えると、 余計にルールが必要なんじゃないかと思うのだけれど……。 御意。 【リンク】 はてなブックマーク:「ひ…

「社会生活」=「トラブルそのもの」

社会生活というのは、それ自体が戦争行為みたいなものだと思う。 「ひきこもりやニートを自衛隊に入れろ」とよく保守派が言うけれども それは「社会復帰訓練の一部に軍事訓練がある」というよりも 「社会復帰訓練というのはそもそも軍事訓練みたいなもので、…

「ひきこもり 全国調査、実態浮き彫り」(中日新聞)

ひきこもり平均期間は8.6年−。3年前から全国調査を実施している「ひきこもり家族調査委員会」(会長・平野祐次さいたま市議)が2006年度の調査結果をまとめた。 05年9−12月に、ひきこもり親の会など全国の関係団体に調査用紙2300部を配布、…

「引きこもり者施設で入寮男性が死亡、暴行?職員聴取」(読売新聞)

名古屋市北区芳野の引きこもり者更生支援施設「アイ・メンタルスクール」(杉浦昌子代表理事)で18日朝、入寮中の東京都世田谷区、無職男性(26)が死亡し、愛知県警北署が19日に司法解剖した結果、死因は腕や足の打撲による外傷性ショックとわかった…

「ひきこもりが増加 国内に約20〜30万人」(朝鮮日報)

1年近く前の記事ですが、韓国での事情です。 韓国の人口は、日本の3分の1ほど。 両国で報告されている数字からは、人口当たりの発生率も同レベルと考えてよいのでしょうか。▼細かい定義や調査方法を確認し比較検討する必要がありますが、ひとまずこの数字…

資料:「「ひきこもり」英語報道・雑誌記事リスト」

これはすごい。 ありがとうございます>id:macskaさん。 妙な言い方ですが、孤立を癒された印象です。 「ひきこもり」について、きちんとした言説展開をしている人が本当に少ない。 一説では120万人(日本人口の1%)もいるとされていることを考えると、本…

Podcasting

「ひきこもり村。」の侑摩佳彌さんからお知らせメールをいただき*1、ネットラジオ「村ヂの時間」*2を聞きました(3月31日22:00〜)*3。 井出さんからも勧められていたのですが、「ひきこもり」というテーマにとって、あらためて新しい可能性だと感じました…

古いVHSビデオの整理をしようとして最初に手にとった1本に、個人を取材して取り上げた2000年1月の番組が録画されていた*1。 一つは1月16日放映の佐野由美さん、もう一つは同26日放映の本村洋さん。 いずれも、深く感銘を受けた「人」体験だった。 空疎な「…

「悪魔とダニエル・ジョンストン」(町山智浩氏)

【映画の予告編】(via「マフスのはてな」さん) 音楽は分からないし、初めて知った人だけど、 追い詰められた時間に 救われたので。

雑誌『ビッグイシュー』第48号「特集 世界のヤングライフ・クライシス」

連載中の「和樹と環の、ひきこもり社会論」 今号は、 斎藤環氏 「どうすれば「自由」になれるか」 です。

「そっちとこっち」(宇多田ヒカル氏)

私はずっと自分と外界の境界の意識があいまいで、「自分」をはっきり感じられないデスよ。よく言えば自然体、悪く言えば自覚が足りない(´〜`; ちっちゃい頃から、生きてるっていうことにすーっごい違和感があって、いっこうに慣れないよ! なんか急いで電…