2006-11-12から1日間の記事一覧

メモいくつか

再帰性すら、事後性を逃れることはできない。 事前的万端さを目指す再帰性のループに、「事後的分析」という時間軸を入れる。 遡及的分析は、忘我の公共的営み。 これは、症候的な痛みへの同一化を図る、主意主義といえる。 主知主義は、痛みも事後性も根絶…

「終わりなき再帰性」から、終わりなき「事後的な分析」へ

ひきこもりとは、再帰的検証に生命エネルギーのすべてを吸い取られたような状態。 生身の人間には、失態を絶滅することはできない。 意識の努力を、事前的な整備から、事後的な検証に置き換えてゆくこと。 「そうするほかない」という理解の共有が必要。 誠…

必要な概念について(引用のおことわり)

このブログでは、「ひきこもり」についてずっと考えてきたのですが、 ここ数ヶ月で、「終わりなき再帰性から、事後的な分析へ」という枠組みが形になってきました。 そこで、社会学・精神分析・現代思想などから、どうしても参照しておきたい諸概念について…