2006-01-22から1日間の記事一覧
これまでの思想において、《subject》 《subjugation》 として考えられてきたことの多くが、《当事者》を考える際に参考にならないか。 ある言説において《当事者》がどんなポジショニングを得ているか、がその言説の体質を表していないか(「当事者」という…
「ジェンダー」「セクシュアリティ」の話が、これほど参考になるとは・・・。 背景にあるのは、「承認」は社会的現実の一部をなしているということ。 自己同一性が仮に語りえないものだとしても、別のシステム、別の動作で表現されることはないと考える理由…
素晴らしい。 まさに「御意」。 欲望を断念すべきなのは、むしろわれわれ、「通常の社会」に属する者たちの方なのだ。 「汝の欲望を断念してはならない」はラカン派の倫理綱領で、それは想像的なものではなく象徴的なものに関わると思う。 つまり、「欲望を…