• 政治的正当性は、臨床上の要請だ。
  • 「努力さえすれば、恐怖症とは別の努力ができる」という公正さを実現するには、努力プロセスそのものに照準した臨床モチーフが要る。
  • 臨床に関して、「何を主題化しなければならないか」という合意形成は、政治的説得にあたる。その説得に失敗すると、効果が実現できない。――効果を目指した思惑に単に屈伏させることは、政治的に正当化できない。
  • 関係性への民主的手続き(技法)の導入は、そのまま臨床上の課題。
    • 政治性を排除した関係をつくる政治が横行している。
    • 依存とは、「この関係にだけは政治が必要ない」と思うこと。
    • 支援者の思惑に迎合することで居場所を得ようとする共依存関係がある。
  • 「自分の現実が分からない」(参照)という現実を放置して意思決定論をしてもしょうがない。