本人側の意識と、親の意識

第27期 東京都 青少年問題協議会「「若者を社会性をもった大人に育てるための方策について」具申」より(強調は引用者):

 2007 年に社団法人全国高等学校PTA連合会と株式会社リクルートが全国の高校2年生とその保護者を対象に実施した「第3回高校生と保護者の進路に関する意識調査」(PDF)では、 (略) 「ニートに対してどう思うか」という質問(複数回答)について、高校生の回答で多かったのは、「ニートになったら保護者がかわいそうだ」が41%、「ニートになる人がいても不思議ではないと思う」が35%、「ニートになるのは恥ずかしいことだと思う」が33%などである。 同時に、前回(2005年)調査で41%と最多だった「自分はニートにはならないと思う」は29%に激減し、「なぜニートになってしまうのか不思議に思う」の割合も前回より減るなど、ニートを自分とは無関係と捉える意見が減少している。
 保護者では、「自分の子どもがニートになる不安があるか」との問いに対し、「ならないと断言できる」「たぶんならないと思う」と回答した者の合計が84%で、前回より約4ポイント増加した。 「いつかなりそうな予感がする」、「なりそうな兆候を強く感じる」は3%と少数で、保護者のほうが楽観的である。

本人はヤバいと感じているが、親御さんは逆。