スタンス

 ひきこもりの問題領域をそのままPTSDのそれに重ねることはできない。でも、支援のスタンスとして、PTSDの領域で積み重ねられてきた知見を参考にすることはできる。
 本人が望まないのに訪問活動を敢行するのはやめるべきだと思う。親だけがそれを望んでいる場合には、親だけに対応すればよい。本人が「家を出たくない」のであればそれは放っておくしかないだろう。支援の努力は、本人が苦しんでいて支援を望んでいる場合に限定すべきだ。