2008-01-23から1日間の記事一覧

「プロセスの危機」 3主題の一致

以下の3つは、同時に遂行される。 ふつうはバラバラに論じられるが、分解しては臨床的に意味がない。 さまざまな要因が、同時に一致して遂行されるという理解が必要。 ▼論じて組み直す創作が労働過程であり、同時に臨床過程でありつつ、交渉・契約の過程で…

社会参加を、表象としてではなく、プロセスとして論じること。

ドイツ語の「Prozess」*1には、 (1)過程 (2)訴訟 (3)手続き という意味があるが、まさに社会参加をそのような相において見ること。 支援には、その「Prozess」に付き合う批評性=臨床性が要る。 *1:カフカの小説『審判』の原題

意識自体がすでにゲーム制度

ゲームに参加する主人公の自意識*1でありつつ、それを考える自分の意識自体がすでにゲーム制度を生きている。ゲームを降りても、意識はすでに制度を生きる。 他者とのあいだで営まれるゲームに参加しつつ、ゲーム・ルールを改編しつつ。 それだけのことをし…

思考するとは

フーコーについて語るドゥルーズ。 けっきょく、彼にとって思考するとは、耐えがたいこと、生きられた耐えがたいことに反応することなのです。 (『狂人の二つの体制 1983-1995』p.118)