「当事者とは誰か」の話をするとき、「当事者属性を備えているかどうか」の話と「課題を共有できているかどうか」の話をごっちゃにすると、ものすごく不毛な論争になる気がします。 さて、まだ「当事者が発言する」ということについては、ほとんどまったく触…

属性としては、私はなるだけ引きこもりの苦痛から離れたいし、社会的チャンスの増大や訓練的契機によって「できること」*1を増やしていきたい。 それは属性において「ひきこもり的である」ことから離れること、状態像においてもメンタリティにおいても「深刻…

「課題当事者」*1としては、次のようなパターンがある。 （１）社会的に課題解決を迫られており*2、本人も自覚的に課題を引き受けている*3 （２）社会的に解決を迫られているが、本人は課題を引き受けていない*4 （３）社会的には解決を迫られていないが、本…

「属性当事者」の備えるいくつかの典型的属性は、社会的カテゴリーの「定義」を形作る*1。 自分が有する当事者属性に自覚的な人とそうでない人がいる。 コアとなる定義的当事者属性の軽重のみならず、それに関連する様々な当事者属性のバリエーションが列記…

「属性帰属と論点帰属」でしていた話の再整理です。